合同会社ローカルドア ― 人と組織のコーチング
概要
自分の手でもっと豊かな暮らしをつくりたい。
KAWASAKI LOCAL DOORは、「川崎の"めちゃめちゃ面白いローカル"を楽しみたい。身近な場所でもっと豊かな暮らしをつくりたい。」という想いで運営を行っている事業です。
”普通に”日常を送っていると、家と仕事場を往復する日々になってしまいます。仕事に楽しく集中している時はそれでよいのですが、子どもが出来て休業したり、あるいは定年してもう職場にいかなくなってしまったら・・・。そんなときに、身近なローカルで楽しく暮らすことができれば、自分の人生はもっと豊かになるんじゃないだろうかと気付きました。
だからこそ、自分が主人公になって身近な豊かな暮らしをつくっていきたい。誰かに求めて、してもらうだけじゃなくて、自分の手でもつくってみたい。まちの中で自分が当事者になって、楽しみながら生活していきたい。自分の人生だもの。そう感じるようになりました。
でも、いざ「ローカルに関わってみよう」と思っても、意外と目印になる補助線がありません。踏み出してみたいけど、何を見てどこに行けばいいか分からなかったりします。まちのことって、あまり言葉にならない暗黙知なんですね。
そこで、KAWASAKI LOCAL DOORがローカルへの入口、つまり”ドア”の役割を担っていきたいと考えています。一緒にまちにダイブして、自分ができること、一歩を踏み出せることを探してみませんか?そんな事業を目指していますので、活動にご関心のある方はぜひご連絡ください。
連絡先(goodpwlife@gmail.com)
豊かな暮らしをつくるまちの人びとの情報を発信する。
少し難しい話もしてみます。
人口減少社会が本格化していくなか、東京からほど近い川崎ではその影響はまださほど顕在化していません。それどころか旺盛な宅地需要を背景に、楽観的な見方も少なくありません。
しかし、本当に楽観的に見ていて大丈夫なのでしょうか?都市部はこれから本格的な高齢化が始まり、人口も間もなくピークを迎え減少に転じると予測されています。宅地需要などによる地価の高騰はますますベッドタウン化を促進し、まちを豊かにする小さなビジネスの初期コストを増加させ、地域内経済循環率も減少を続けています。そんななか、補助金や助成金にばかり頼ってサステイナブルなまちが作れるのでしょうか?
要するに、まちで私たちが豊かに暮らしていくには、小難しい社会の課題も頭の片隅には置いておかないといけないようなんです。
ところが川崎のまちのなかには、色々な課題を見越して、新しい時代に必要なことを自分の手で積み上げているプレイヤーがすでにたくさん活躍しています。彼らは必要があればお金を稼ぐことともしっかり向き合い、安定的に事業を経営しながら、地域課題を見据えつつ豊かな暮らしをつくってくれています。
そのようなすごいプレイヤーも、誤解を恐れずに言えば、決して私たちと別次元の人たちではありません。課題から目を背けず、自分と人のために豊かな暮らしをつくろうと、早くから一歩を踏み続けて少し先に行ってくれている人たちなのです。
KAWASAKI LOCAL DOORでは、そんなプレイヤーの情報を発信して応援しながら、”豊かな暮らしをつくるために自分たちがどこを目指すべきなのか”というベンチマークとして体感してもらうことも目的の一つにしています。